FXを始めてみよう〜口座開設から取引スタートまでの流れ
簡単!FX口座開設の流れ
FX取引を始めたいと思ったら、まずはFX会社を選んで口座を開設する必要があります。銀行口座と違ってFX口座の開設はウェブ上で完結することが可能であるため、スピーディに行うことができます。具体的には以下のような流れで完了します。
①FX会社のホームページ上にある「口座開設」をクリック
FX会社の各ホームページ上に「口座開設」と書かれたボタンがあります。まずはそのボタンをクリックしてください。
②書面への同意や承諾を行う
契約締結前に契約内容に関する約款や個人情報保護方針などをよく読み、内容に同意できると思ったら承諾します。
③専用フォームに必要事項を記入
名前・生年月日・現住所・メールアドレスなど、申し込み者本人に関する基本情報を記入します。また、勤務先・出金先口座(FX口座から出金する際に振り込んでもらう口座)・投資経験・投資目的・金融資産などを記入する場合もあります。
④本人確認書類の提出
本人確認書類を提出します(本人確認書類の詳細については次項を参照)。ウェブ上で完結できる場合は、これで申し込みは完了です。
このあとFX会社側で提出した情報をもとに審査が行われ、通過すればユーザーIDやパスワードが記載された案内が送られてきます。このIDとパスワードを使って会員ページからログインすれば、取引を開始することができます。

「本人確認書類」はどれを提出すればいい?
本人確認書類は、
- ①氏名
- ②生年月日
- ③現住所
が記載されているもので、それらが登録した情報と一致している必要があります。具体的に本人確認書類として提出できる書類には以下のようなものがあります。
- 健康保険証
- 運転免許証
- パスポート
- 各種年金手帳
- 各種福祉手帳
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
- 印鑑証明書
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
1〜8については有効期限内のもの、9〜11については発行日から6ヶ月以内のものである必要があります。提出方法としては、スキャンしてアップロード、メール添付、あるいはコピーしてFAXまたは郵送するなどがあります。ただし、「10. 住民票の写し」「11. 住民票記載事項証明書」については、マイナンバーの記載がないもので、提出方法は郵送のみであることに注意してください。また、マイナンバーカードは本人確認書類としては利用できません。

口座開設の審査基準
FX口座を開設する上での審査基準は各FX会社によって異なりますが、その基本方針についてはおおむね共通しています。まずクレジットカードや住宅ローンなどの審査とは違ってFXではお金を借りるわけではありませんので、信用情報は関係ありません。
各社の審査基準は非公開となっているため詳細はわかりませんが、「FXを十分に理解しているか」「投資が生活に影響しない程度の金融資産があるか」といったことが審査基準になっているようです。そのため、投資経験がまったくない場合は審査に通りにくいというFX会社や、金融資産が30万円以上なければ審査に通らないといったところもあります。